やま

スイス・アーミー・マンのやまのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
3.0
やけくそ気味な日に観るべし。

心が疲れてたりマイナス思考が止まらないって日に観ると丁度良い塩梅です。

まともな頭の日に観るときっと頭も心もついていけなくなります。
クレイジー過ぎて何なら引いてしまう可能性すらあるので若干注意が必要。


ルビースパークスからの流れでポールダノ観たさに鑑賞しましたが、
相変わらず追い詰められた常人を演じるのが上手いなという印象を受けました。

狂気に満ちた世界で自分にとっての普通を貫き通す、彼はそういう役が多いですね。


終始意味がわからない狂った世界で、どう解釈していいのかわからなくなる映画でした。

時々哲学めいた台詞が出てくるのですが設定が狂い過ぎてて全然頭に入ってきません。

なので私はこの作品を超絶ユーモアのコメディ作品と位置付けました。


死体にたまるガスをオナラとして放出する事で火を起こしたりジェットスキーをしたり。
その発想力にスコア3を捧げます!
やま

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