スイス・アーミー・マンのDadmanJPのレビュー・感想・評価

あの水は飲めない😭

シュールさ全開で始まり、死体との友情、そしてあの結末。とんでもない映画だった。

何が現実なのか。
何が望みなのか。

これは主人公の心を覗き見ようとする映画だったと思う。

ようやく主人公と死体以外の人物が出てくるラストシーンすら、現実と虚構の境界がぼやけたまま。

「どういうこと！？」
最後に響くサラのセリフがこの映画を観終わった僕の気持ちを代弁していて、あぁ、それでいいのかと何故かホッとした。