もう夏

スイス・アーミー・マンのもう夏のレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
4.1
金曜日の午後1時、実家のリビングにて鑑賞。
母がお友達とお食事に出かけているので、お昼ご飯は1人で、セブンの塩豚カルビ弁当と旨辛チキンを食べた。お肉が柔らかくて、じゅんわりした塩味が麦ご飯とマッチしてめちゃくちゃおいしかった^^*
今日はバレンタインデー。去年までは女子校と言えども友チョコなんかを渡す相手がいたので、企業戦略だなんだ言いながらもバレンタインを楽しんでいたのだが、今年は学校にも行かずおうちにいるので渡す相手が本当にいないし、誰にも渡されることは無い。なのでバレンタインデーの存在意義も全くわからないし、世の浮き足立つ青少年に恨めしさすら感じる。いいな君たちは!!青春時代に恋が出来て!!よく味わって楽しめよ!!
まぁ母と妹が父にチョコマフィンを制作していたので、そのお零れをいくつか頂けるだろう。
来年は渡したり渡されたり、何らかのラブロマンスがある事を期待して、今年はチョコマフィンを齧りながら勉強しよう。

無人島に漂流し助けを待つ青年ハンク(ポール・ダノ)は、待てども来ない助けに絶望し孤独感を抱えたままついに自殺を試みる。しかし彼が死のうとした瞬間、視線の先には砂浜に打ち上げられた人らしき姿が。ハンクは駆け寄るが、近寄ってみるとその男は既に息絶えた死体であった。再び絶望するハンクだが、その死体(ダニエル・ラドクリフ)はスイスアーミーナイフのごとき多機能を発揮し始める。

最高。
なにこれ?レビュー出来ない。なんて言えばいいのかな。
笑って泣いて笑いながら泣ける。
すごくシュールで、前向きで、素敵な映画

死にかけた男と死んでいる男、2人が出会って生きることの面白さ、楽しさ、素晴らしさを謳歌し始める。
何度も言うけれど、本当に、なんて素敵な映画なんだ……。

題名からしてセンスが温泉のごとく湧き溢れ出ちゃってる

下ネタ多め。
でもレビューで「下品」って言われてるけど、これ下品じゃないよ。下品って言ってたらこの映画の真髄は伝わってないんじゃないかな。

"低脳"

「人生は短い
独りは良くないから」

「みんな少しは醜い 人はみんな醜いのかも
1人が"それでも平気だ"と言えば
みんな歌って踊りオナラをする」
もう夏

もう夏