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スイス・アーミー・マンのshinoのレビュー・感想・評価

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)
3.4
"君は奇跡だ"

オナラで漕ぎ出せ大海原!進め進めどこまでもぉーーーーー!!
「スイス・アーミーナイフ(十徳ナイフ)
」にかけた題名。ダニエルくんがまさかの顔面蒼白死体役。

すごい世界観だなぁ…どうしたらこんなぶっとんだ設定を思い付くのか。笑
多機能な死体と内気な少年が無人島で出会い、「LIFE とは」を見つめ直す。
恋とか性とか、死んで全部忘れてしまった死体のメニーに、主人公がもう一度息を吹き込む。

ポール・ダノとダニエルくん、どちらもすごく好きなので、森に二人っきりの掛け合いがすごく良かった。

死体のメニーの存在も謎だし、森での行動は確実に奇行だし、ファンタジー色が強くて正直意味はわからない。
なぜ主人公は漂流した?なぜメニーは死んだ?メニーがしゃべるのは主人公の幻覚なの?現実なの?みたいなことを考えても、きっと意味はない。
おしゃれで秀才な二人の監督が作り上げた世界観は、きっと凡人には手の届かないものだ、ということでレビューも諦めます。笑
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