たなしょ

パワーレンジャーのたなしょのレビュー・感想・評価

パワーレンジャー(2017年製作の映画)
4.0
この映画はデイカー・モンゴメリーさん主演のアクションヒーロー映画。

時代は古代に遡る。恐竜などが生息していた時代にパワーレンジャーは存在していた。自らと共に敵を封印する際、コインを次世代に託すため埋めた。

そして舞台は現代。アメリカのとある田舎町。主人公は将来有望なアメフト選手だったがとある事件をきっかけにその夢は絶たれた。

変わり者や犯罪者が集う補習クラスで知り合ったやつに誘われ金鉱に。
知り合いが爆弾で起こした爆破によって主人公含む5人が集結。爆破した箇所には何やら光るメダルみたいなものを発見。 5人それぞれがメダルを持っていると不思議な体験をするように。
人の何十倍とする力を手に入れた5人。

さらに地底で宇宙船を発見。
中へ入るとそこには正体不明のロボット。5人はここで「パワーレンジャー」というヒーローに選ばれたことを知る。
地球滅亡を企む敵を倒すため5人は正義のヒーローとして活躍する。

これは地球滅亡を企む悪者に5人の若者が挑むお話。



日本独特の文化である「スーパー戦隊シリーズ」。男の子なら誰しも通るキャラクターでどの戦隊を見ていたかによってだいたい世代が分かるっていう共通の話題にもなりますよね笑

そんなスーパー戦隊シリーズが海を越えてアメリカでアレンジした戦隊。それが「パワーレンジャー」!
パワーレンジャーを調べてみると意外と歴史があってアメリカの子供たちも毎週見ていたと思うとなんか嬉しいです。
パワーレンジャーを見て日本の文化などを知るきっかけにもなりそうで日本版と少し比べながら見てみたくもなりました。

作品に戻りますが、戦隊ものですがやはりアメリカンな雰囲気漂うヒーローデザイン。アメリカ人が好きそうな感じで見ていて新鮮な感じしました。

男女交えての作品なのでラブシーンあるかなと少し期待してましたがやはり子供たちを対象としているのかありませんでした。
仲間、友情がメインで喧嘩したり仲違いなりつつも焚き火で円になって話し合ったりしながら最後はワンチームとして倒す。戦隊ものを見ているという感じがしてとても良かったと思います。

悪役ですがこれもアメコミに出てきそうなキャラデザ。悪くないんですが..なんか違う感。

そして戦隊シリーズ特有の大型ロボ。今作も乗り込んで戦うスタイルで恐竜を模したデザインとなってます。
最後にはちゃんと全員で合体して超大型ロボになります! 男心くすぐってくる笑

パワーレンジャーが出動する時に流れるパワーレンジャーの曲。戦隊ものを見ているんだなと改めて感じさせ童心に戻りたくなります。

2時間くらいある作品の残り数十分で全部回収していくのが少し不満。なんかドラマパート多すぎて少しダラダラしちゃってる感は否めないです。
もうさっさと変身して敵倒してくれていいんですけどね笑

キャストのナオミ・スコットさん、ベッキー・Gさんという美人さん揃いで申し分無いほどです。

続編ありそうな終わり方だったのですが..人気あるのですかね?あれば制作してそうだしなければこれで終了もありえそう。

日本テイストな部分も残しつつアメリカンな感じもするこの作品。
ヒーロー好きな人や戦隊シリーズを見てきている人には是非見て欲しいです。
たなしょ

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