2回目の鑑賞です。
前回はDVDのレンタルで字幕版でしたが、今回は東映特撮YouTube Officialで吹替版です。
気になるところもありますが、好きなところもあります。
特に変身するまでの5人の交流が微笑ましかったです😊
①気になったところ
・変身スーツ
最初は不気味に感じましたが、徐々にかっこ良く見えるようになりました。
ただ、変身しても基本的に素顔を出しているのは、好みじゃないです。
「遂に変身した!」という特別感を出すために、顔は最後まで隠したまま戦ってほしかったです。
また、ゾードンから正体を明かさないようにと言われていたことを考えても、モヤモヤしました。
ゾードに乗っていれば、顔を出していてもバレにくいでしょうが……
表情を出さないと演技がしにくいとも思いますが、顔出しは好きになれないです😥
・ゾード
乗り込んで戦うのは盛り上がりました。
いきなり合体せず、まずは個別で戦うところも良かったです。
ただ、変身してからの戦闘のほとんどがゾードに搭乗してのバトルなのは残念でした。
せっかく格闘訓練をしていたのに……
しかもザック以外はぶっつけ本番で、ザックも一度乗っただけです。
ゾードについての訓練はなかったので、活躍されても盛り上がらなかったです。
また、落ちたら合体ロボットになって浮上してくるのも好みではありません。
各ゾードが変形して合体する過程をじっくり観たかったです。
・リタの行動
よく分からないところがありました。
まず、トリニー宅に突撃するのが謎でした。
パワーレンジャー側を挑発したいのは分かりますが、なぜ彼女なのかなと。
理由の説明もありましたが、あまりピンと来なかったです。
また、ビリーだけ殺害して立ち去るのも……
本気で勝ちたいのであれば、あそこで全員の息の根を止めても良いのにと思いました。
せっかく復活したのに、なぜ手加減するのかなと。
あそこでパワーレンジャーが全滅すると、映画が終わってしまいますが😅
②良かったところ
・5人が友情を育む過程
とても良かったです。
本作は変身するまで時間がかかりますが、この点について不満はありません。
『ブレックファスト・クラブ』や『クロニクル』を思い出しました。
ビリー、ザック、トリニーが好きです。
友達ができて喜ぶビリー、強がっていても実は母を想っているザック、家で疎外感を覚えているトリニー。
自然と応援したくなりました。
一方、ジェイソンとキンバリーはそこまで好きになれなかったです。
2人にも事情はありましたが、ビリーたちに比べると魅力を感じなかったです。
キンバリーの話は分かりにくかったです。
アマンダとタイが云々とのことでしたが、少し混乱しました。
ジェイソンはプレッシャー故にイタズラをしていたのかなと思いますが、勝手に暴走しているだけに見えました。
共感しづらかったです。
と言いつつも、最終的に5人が変身できるようになった理由は好きです😊
「相手をどれだけ知っているかではなく、どれだけ想っているかが大切」という着地は納得でした。
熱い展開でした。
・テーマ曲
ゾードが走っている時に、かかりました。
わくわくしました。
できれば、もっと流してほしかったです。
・アルファ5
可愛かったです。
また、戦闘力が高くて、少し怖かったです。
・吹替版の魅力
ビリー役の杉田さん、ザック役の鈴木さん、トリニー役の水樹さんが良かったです。
また、山里さんのアルファ5が面白かったです。
そして、ゾードン役が古田新太さんというのは、観賞後に知りました。
全く気づかなかったです。
・トミー・オリバー
わくわくする終わり方でした。
6人で活躍する続編も観たいのですが、実現は厳しいんですかね……
③まとめ
気になるところもありましたが、好きなところもあります。
観て良かったです🙇