アメリカ版戦隊ヒーロー!力を合わせて世界を救う!
やっぱ、アメリカの子供向け実写作品って規制強いんだなぁ
私、元ネタとなっている「ジュウレンジャー」をリアルタイムでどハマり視聴していた世代です
今思えば、あの頃の戦隊ヒーローモノって結構残虐で差別的で暴力的だった
敵はその時代の社会風刺で、一般市民を平気で殺し、巨大化して街を壊す
ヒーロー側も結構周り無視で闘うし、自己中だし、壊す
そして最後はお決まりの爆破
でもアメリカは違う
「殺す」はダメ
「やっつける」が正解
やたらティーンエイジャーが主役で、敵もあからさまなモンスター
人種や性別に差があってはいけないし、理不尽な暴力を振る事はしない
正直、、、誰に向けてるんだろう?親?
幼稚園児や小学校低学年の子に大きな失敗体験や、複雑な人間関係や、家族との不仲なんて共感出来るとはあまり思えないんだよなぁ
ただ、悪そうなヤツが暴れて、ヒーロー達が変身して、ロボットが合体して、すっごいビームで倒してくれればよかった
「ドカーン!」とか
「シャキーン!」とか
「シュピーン!」とかを観たかっただけ
教育的に健全な作品をっていうのは素晴らしい事だし、その国の考え方をどうこう言うつもりは無い
でも、やっぱり私は
「パワーレンジャー」より「ジュウレンジャー」の方が好き
この程度で暴力的で下品に育つなら
クレしんの「ケツだけ星人」や
平和より闘う事を優先させる「孫悟空」や
魔方陣グルグルの「キタキタおやじ」や
R指定の概念さえ無い「FPSゲーム」や
暴力で人のものを奪う「ジャイアン」や
スポーツで人に大怪我させる「テニプリ」を見て育った私はかなりヤバい奴です
現実とフィクションは別!