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愛の唄のROYのレビュー・感想・評価

愛の唄(1975年製作の映画)
4.0
刑務所の囚人と看守の恋愛を描いた短編映画

■ABOUT
フランスの作家、ジャン・ジュネが監督した唯一の映画。刑務所の独房にいる囚人が、隣の独房の男性に、なんとかコミュニケーションを図ろうとする。セリフが一切ない中、性的な象徴物で同性愛の姿を描いた作品。(『Buzz Feed』「斬新な映像、挑戦的なテーマ。ちょっとオルタナティブな19の傑作LGBT映画」から抜粋)

■NOTES
後に大島渚が「『戦場のメリークリスマス』は『愛の唄』にインスパイアされた」と公言したというエピソードもある。

ジャン・ジュネ、『マドモワゼル』の脚本にも携わってたんだ。

昔、これと『フリークス』が同時上映された自主上映会(黙壺子フィルム・アーカイブ)があったらしい。

「『BFIフレア・ロンドンLGBT映画祭』が今年(2016年)、30周年を迎えたのを記念して、英国映画協会(BFI)が「映画史上最高のLGBT映画ベスト30」を発表した。」『愛の唄』は第9位にランクインしていた。ちなみに第1位は『キャロル』。(『BFI』「The 30 Best LGBTQ+ Films of All Time」[2年前にもう一度更新されていた]から抜粋)

モロにちんちん映ったと思ったらマスタベーションし始めた。

音楽良かったな

1951年、サルトルによって、大分析ジュネ論『聖ジュネ』が発表される。それと同時に、ジュネの筆は止まった。しかし、戯曲や脚本は書き続けた。

「最愛の恋人に捧げられた禁断の愛の詩篇。オナニストの愛欲幻想、男色や犯罪や死のイメージの暗喩に加え、牧歌的イメージ、独特の植物的イメージが付与された作品集。」(Amazon.com『ジャン・ジュネ詩篇《愛の唄》』の説明欄から抜粋)

単行本はプレ値ついてた
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