anguish

パターソンのanguishのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
2.7
「詩の翻訳はレインコートを着てシャワーを浴びるようなもの」

From follower reviews
◎↑多分そういう事だろう。「Star Wars: The Force Awakens(2015)」から見る様になったアダム・ドライバーが苦手、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とレイア姫(キャリー・フィッシャー)の息子だなんて思えない。

パターソンの町に住むバス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)は愛妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)と愛犬のマーヴィンと慎ましく暮らしていた。これは彼の一週間の出来事。朝起きて一人でシリアルで朝食を済ませ、徒歩で職場に向かう。勤務前に詩を書く、そう彼の唯一の趣味は詩を書くこと。運転中に客の雑談を聞き、帰宅の徒で歪んだポストを直す、ローラの話を聞き、マーヴィンと散歩し、終わりにバーでビールを一杯引っ掛ける。

ローラは黒地に白色で模様を描くことが好きで部屋に溢れている、趣味は多彩。パターソンは何も言わないが少し不満な様子。開始20分で詳細を検索する、つまり集中出来ないw 監督を知って「うげっ」と声が漏れる。ポストなど小さな伏線を張り巡らせローラの夢に纏わる双子を何度も登場させ物語をミステリアスで包み込む。

(イングリッシュ・ブルドッグの件は冷や々するよね)最後のシークエンス、非日常のトラブルでやっと面白くなってきたが後の祭りである。後姿で○○人と分かってしまったのは私だけじゃないはず、撫肩だからか?スーツが着こなせてないからかは分からないけど出演を知らなかった私は幸運だ。

20201026-22(228)
anguish

anguish