MisaSugiyama

パターソンのMisaSugiyamaのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
3.9
なんでもない日常を切り取ってる映画かと思い鑑賞していると、想像していたよりもパターソンは変化していく。

暮らしは変わらなくても。知らず知らずのうちに人は間違いなく変化をしていく。見えないかもしれない小さすぎる変化でも、それが積み重なって人生という一つの詩集になる。

途中で挟まれる詩も素敵です。

「詩の翻訳は、レインコートを着てシャワーを浴びるようなもの」という台詞を聞いて、観たその日に谷川俊太郎の詩集を買いに行きました。
MisaSugiyama

MisaSugiyama