ジャームッシュは、都市があって人がいてカメラが回れば映画になる"かのように"映画を撮るなあとつくづく感心してしまった。そして、決してそんなことはないこともよくわかっているから、こっそりちまちま丁寧に作り込むんだなあと。
どこかにわかりやすく回収されることなく、でも1つの映画としての範囲に収まるというのはとても難しいことだし、やっぱりセンスを感じてしまう。
ワクワク期待して見に行くタイプの映画ではないと思うので、勧めるかといわれると難しいですね。たまたま都合が良くて、なんだかそういう気分だったら見に行くと素敵なのではないでしょうか。