パターソンのさや吉のレビュー・感想・評価

同じ毎日が繰り返されるように思う日常。
一週間という時間軸が、不思議に感じる二時間。

少女の書く雨の詩も素晴しく、愛おしく、そこには清涼な空気が佇んでいる。

人が心を動かす点はそれぞれ違うんだけど、それに共感したり、時に不思議に思ったり、けれどどことなく信頼していたり、愛おしいと感じたりする幸せは、日常にちりばめられている。

そんな幸せに気づくための映画なんじゃないか、と、思ってみたりする。