ヴィンセントヒロ

パターソンのヴィンセントヒロのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
4.0
 ニュージャージーパターソンに住む、パターソンという名のバス運転手の話。
 変化の無い日常から、愛すべき事象を捉え、育み、芸術的美しい詩を紡ぐ主人公パターソン。
 変化を求め、例えば家の内装等をいじったり、ギターを買って歌手を目指したり、新しい事に挑戦するMs.パターソン。
 この映画のアイコンとしての、
双子、バス、マッチ、ビール、カップケーキ、ギター、そして秘密のノートと餌代のかかるブルドックのマーヴィン。 
 映画全体の間の取り方が、Theジム・ジャームッシュ。彼意外が撮れば、多分只退屈な絵になりそう。
但しこれは、彼の作品。
シーンの一つ一つに意味が凝縮されていて、のんびり観させているようで、集中させられます。
 色々好きなシーンはあるけれど、私の特に好きなシーンは、詩の才能を妻に褒められ、顔を隠し照れるアダム・ドライバーの演技。 くすぐったいんです🎵