凡作だと言うのは理解できる。プロットはありきたり、演出は緩慢でキレが悪くキャラクターは掘り下げ不足、感心する要素が見当たらない。せっかく非凡な俳優が揃っているのに、ことごとく無駄遣い。どうしてこうなった。
駄菓子菓子！ヘイリー・スタインフェルドが本作の鑑賞動機の全てである私にとって、彼女のルックスと演技は十分に期待に応えるもので、概ね満足。10代最後のヘイリーの瑞々しい姿をフィルムに焼き付けた非常に尊い一本です。どうもありがとうございました🙏🏻
以下蛇足
期せずしてスタハチから本作と連続して観る事になったヴィンス・ヴォーン、前髪を下ろしたヘアスタイルに強烈な違和感。お前誰やねん！登場してしばらくしてから声で彼だと気が付いた。ポスターのビジュアルを見たってまるで別人… ヴォーンはプロデューサーと主演を兼ねているので、脱コメディを目指したのか、シリアス路線に憧れがあったのか、いずれにしてもキャラチェンジが成功しているとは言い難い。
