このレビューはネタバレを含みます
やっと見れた…
エイリアンの美術で有名になったギーガー&近しい人たちのインタビュー。
映画では無いので映画としての評価ではないが、めちゃくちゃ良かった。
描くものは不気味でグロいのに映画自体はゆったりした構成。
・「ギーガーの作品には誕生、死、エロス、タナトス、全てが同時にある」
・「普通の人は不気味な場所は居心地が悪く感じ、逃げ出したくなるが、ギーガーはそこでくつろぐ方法を見つけた」
→この映画そのもののように感じた。
・出てくる女性アシスタントがみんな "元パートナー" だった。
・元妻が鬱病になった時「私はどうすることも出来なかった…私の絵では元気づけることが出来なかったのです!」って本気で残念そうなギーガー。
・エイリアンが無かったらあまり有名ではない作家のままだっただろうが、ハリウッド映画のパワーと凄まじい影響力を感じた。
・売った作品を何倍もの値段で買い戻し、私財を投じて作ったバーとミュージアム、めちゃくちゃカッコいい…行きてえ!!!