面白かった
「キッチン」という、センチメンタリスムや心理から遠く切り離された超日常的な舞台で、女(アケルマン)が躁的な情動性でもって行為を推し進めていく
突然の結末とその舞台からジャンヌ・ディエ…
シャンタル・アケルマン監督のデビュー作を鑑賞。
自主制作風の映画の12分ものなので、特に優れた作品だとは思えなかったものの、1作目から抑圧された女性に関するメッセージを感じる。
自由な作風に、映…
超怖い。意味とか因果とか理性が崩壊し切っている人を見つめるしかないのも怖いし、鳴ってる音が終始トチ狂ってるのもヤバい。みんな「若い頃のアケルマンかわいいねぇ」とか「アケルマンの初期衝動が表現されてる…
>>続きを読むシャンタル・アケルマン『街をぶっとばせ』(1968)
ゴダールの『気狂いピエロ』をみて、撮ろう! とおもったアケルマンのその熱情がアンチ生活の断片とともに詰めこまれている。
もっと大きいことをー…
段取り良く淡々と進める仕草は後の『ジャンヌディエルマン~』に通ずる。ブラシの柄が取れても掃除を続けたり、白い液体が飛び散っても気にせず踊ったりとやけくそを表してるのか、演技の偶然性をあえて取り入れて…
>>続きを読むCollections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman