このレビューはネタバレを含みます
ゴダールの気狂いピエロに影響を受けて映画監督を志したシャンタル・アケルマンが卒業制作で撮った映画。
気狂いピエロをオマージュした短編で、突き抜ける初期衝動が痛快。映像は荒削りで、その強度はゴダールに…
シャンタル・アケルマン監督のデビュー作を鑑賞。
自主制作風の映画の12分ものなので、特に優れた作品だとは思えなかったものの、1作目から抑圧された女性に関するメッセージを感じる。
自由な作風に、映…
段取り良く淡々と進める仕草は後の『ジャンヌディエルマン~』に通ずる。ブラシの柄が取れても掃除を続けたり、白い液体が飛び散っても気にせず踊ったりとやけくそを表してるのか、演技の偶然性をあえて取り入れて…
>>続きを読むCollections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman