主人公の女がルンルンで歌う鼻歌が印象的に物語がはじまる。
ひとりでテンションがあがって人に見られたら恥ずかしいあの感じで面白い。
それからはやることなすこと破茶滅茶。部屋を散らかしてるのか綺麗にしてるのか。ごはんを作ったと思ったらすぐ捨てて。
そんな中着実に進んでいく作業は小さな部屋を密封していくこと。(ドアの隙間にテープを貼っていく)
そして最後は彼女はガスに手をかけ…
何故こんな事をしたのか?という理由は映画を見る限り微塵も分かりませんが、直前の口笛を吹きながら料理をつくり掃除をする割と"日常"を見せられる事によって彼女の事を起こす意思、決意の固さが伝わってきます。
監督自身がユダヤ人ということで、何か訴えるテーマがあったのでしょうか?(歴史を全く知らない男)
短いけど好きなストーリーでした。