⚪概要とあらすじ
カルト的な人気を誇る漫画家・丸尾末広のコミックを基に、孤独な少女がサーカス団で送る過酷な日々を描くドラマ。
ある時代の東京。母の死により一人になった14歳のみどり(中村里砂)は、団長に誘われ赤猫サーカス団に入った。個性的なメンバーの中でいじめに遭いながらも下働きに励むうち、新入りの超能力者・ワンダー正光に惹かれていく。ところが、みどりとワンダー正光の関係に嫉妬した鞭棄がみどりを強引に振り向かせようとし、ワンダー正光は怒りから鞭棄を超能力で殺してしまう。みどりはワンダー正光と距離を置こうとし...。
⚪感想
「いやだ もうどこにも行きたくない おうちに帰りたい」
『ライチ光クラブ』の古屋兎丸さんや『少女椿』の丸尾末広さんのどこか不気味だけれど鮮やかでレトロな感じのイラストが好きで知っていたので気になって鑑賞。
映像化不可能と言われてるものは不可能なのではって思ったけど、どぎつい色で鮮やかでグロくて下品でレトロでチープ感じがめちゃくちゃ良かった。
みどりを演じた中村里砂さん本物のお人形さんみたいに顔が小さくて足が細くて、スタイルが良くて可愛い。困り顔可愛すぎる。
演技がちょい下手なのが残念。
鞭棄を演じた佐伯大地さんは刀ミュに岩融役で出演してて笑顔が素敵でカッコイイな〜と思ってたけど、この不穏な役もあっていた。不器用で乱暴だけどもイケメンすぎる。声が好き。
みどりの母親役の鳥居みゆきさんの顔怖すぎて脳裏に...。
ワンダー正光を演じた風間俊介さんはやりきっててなんか好きになった。
ワンダー正光の力でタマが大きくなってた男性が映画の内容としても可哀想だし、俳優としても可哀想だなんて思ってしまった。めちゃくちゃ周りからいじられそう。
チャラン・ポ・ランタンのエンディングが『少女椿』のテイストと合う。
こういう映画すごく好きなのです...。
⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞。