シャンタル・アケルマンの白黒短篇。
ブリュッセルから家出してパリにやってきた二人の女の子の冬の二晩の物語。
「おなかすいた、寒い。」「タバコちょうだい」を連発するマリア・デ・メディロスと、ちょっと先輩格？のパスカル・サルキン。二人が最高にキュート。
ヒッチハイクしてきた男のホテルの部屋？の鍵を預かり寝て起きるとカフェへ向かい、オレンジジュース・パン・コーヒーを流し込み、足りないのでもう1セットオーダー。笑
軽やかに食い逃げするとマリアはさらにサンドイッチ食べる。
互いに別れた彼のキスの話で、パスカルは噛まれ、マリアはドキドキしたと。じゃどんな感じだったかやってみようと互いに再現。笑
お金がなくなり、レストランで突然歌い始める二人。
店員に追い出されそうなところを客の男が引き止め、食事を奢ってくれて、そのまま彼の部屋へ。
一旦寝ようとしたものの、マリアはまたおなかすいて、何やら作り始め（笑）、その間、パスカルは男の要望をすんなり受け入れて処女を失い、軽やかに、さ、行こう。と（笑）
夜道を歩き去る二人。
テンポ良すぎる展開・編集。好きです。笑
