とり

ゲド~戦いのはじまり~のとりのレビュー・感想・評価

ゲド~戦いのはじまり~(2004年製作の映画)
3.5
アニメのゲド戦記すら観たこともなくどんな内容かもさっぱり知らないまま鑑賞。
約3時間ほどの長さで、1本のDVDに前後編?っぽく二つにわけて収録されてた。
二夜連続放送って感じでしょうか~。
いかにもこの後CM!って感じのカットもいっぱいあった。
CGの出来は劇場用の超大作に比べると見劣りはするけど、無難な程度には仕上がってたと思う。
ていうかやっぱりアメリカの映画産業は凄い~。テレビ用でここまで費用も技術もかけられるって、日本はその足元にも及ばないとあらためて思った。
あとぎゅうぎゅう詰めのストーリー展開もかなり上手くまとめられてる。
さすがテレビ用、視聴者を飽きさせない作り方を心得てる。
多数登場するキャラクターは、場合によってはちょっと物足りない描かれ方だったけど、全体の見事なまとめられ方を考えると致し方ないと思える。
ていうか、登場する全ての女性が美しい美しすぎる!若者からお年寄りまで、通りすがりの脇役にいたるまで見事に美女でびっしり。
そしてなぜか超絶にブサイクで田舎くささの充満する主人公ゲド。
冒頭の紹介でXmenの役者って出たけど・・・ブサ男といえば・・・
・・・アイスマンかーーー!
どうせならライバルのパイロにして欲しかったよ。でも腹黒そうに見えなくもないから難しいかな。
ストーリーは今更~ってエピソードの連続だった。こういうのはやったもん勝ちっていうか、後出しは損をするっていうか、よほど上手く作って宣伝も大々的にやらないと新鮮味はもうないな。
次から次へと登場するファンタジーコスプレの美女を楽しむには最高の映画だと思います。
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