気になる演出がある。
ジュリエッタとショアンの出会いの場面。彼らは列車の窓から走る鹿を見つける。流れる音楽はニジンスキーの『牧神の午後』だ。単に神秘的なイメージで使われているだけとは思えない。ただ、…
ジュリエッタ役の女優さん(エマ・スアレス)が朝加真由美に似ている。
映画を観てるとつい似た人を見つけてしまう。
それはさておき。
先が見えない内容に見入った。
他人から「あなたの娘は孤独で不幸だ…
母と娘、また、母は娘でもあり、その父との関係。
母ジュリエッタは夫を失い殻に閉じこもってしまって娘のことを見失う。
また、父の立場は夫を通じてわかるはずだけど、理解を示すどころか嫌悪してしまう。
…
いやそうはならんだろ、いやもうちょっと話し合おうよ!などと観ながらちょいちょい突っ込みたくなっちゃったけど、観終わった後はスッと腑に落ちた感じ。
他人の気持ちを考えましょうとは簡単に言うけれど、あれ…
序盤★2 中盤★2 終盤★2
『トーク・トゥ・ハー』
で苦手になったアルモドバル作品を久しぶりに鑑賞。
色彩(生命、情熱の赤が特に印象的)や映像感覚はビビッドで良いなと感じますが、
やはりこの監…
赤とか黄緑とか青とか壁紙や小物、服に使われているビビッドな色使いが好き。
ドアノブの手首置物。
電車に乗ってたおっさんがどうやってその電車に轢かれたのか気になった。飛び降りたのか?そもそも電車って飛…
娘が狂っていった過程についてもっと詳細を知りたかった。娘の本当の気持ちを直接娘の口からジュリエッタに伝えて欲しい終わり方やったけど、母子関係ってそういう複雑さがかなりあるなと感じた。
後悔や罪悪感な…
赤が印象的に使われている。
ファッションもインテリアも素敵。
罪悪感。
きっと、繊細な心を持っているのだろう。
死が出逢いと別れに結びつく。
娘とあの様な形で別れたらさぞかし辛いだろうし、マドリ…