列車内の偶発的な二つの出来事が彼女のその後の人生を大きく揺るがし、最後まで引き込まれた。気味の悪い視線とやや意地悪な言葉を放つ人物はやはりトラブルメーカーだった。嫉妬かな。親の気持ちが子どもに分かる…
>>続きを読む12年前に失踪した娘を思う母親の、その人生。純粋に、いい話だな、とは思った。
だけど、アルモドバルの映画に単なるいい話なんて求めてないわけで(笑)
時折見せる色彩美でアルモドバル印を刻む以外は、…
スペインの綺麗な風景に、彫りの深い美しい女優さん達。
序盤からなんとなく不穏な雰囲気は感じながらも、どこか掴みどころがない。
何故、娘さんがそこまでしても母を許せなかったのか。そこに至るまでの娘さ…
ロッシ・デ・パルマは80年代アルモドバル作品の黒いロングヘアに真っ赤な口紅とボディコンで記憶が止まってたんだけど、今作では比較的地味な田舎の中年女性として登場したからビックリ
不穏さをまとうのは相変…
[] 80点
2016年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。ペドロ・アルモドバル長編20作目。アリス・マンローの短編集『Runaway』に収録された短編3本を原作としている。ここのところ変な映画ばかり…
人生は一瞬の選択の連続、縁の始まりでありズレの始まり。スペインは日本とまるで違うから心的距離は遠かったが逆説的に繊細な人程ハマるのかも。小学生の時、比較が起こりにくく助け合いやすい自分と正反対の性質…
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