カミワザ

アート・オブ・ウォーのカミワザのレビュー・感想・評価

アート・オブ・ウォー(2000年製作の映画)
3.5
ウィズリー・スナイプスらしい「俺様ってカッコ良いだろ?」という主張が凄い。
けれどその足技のキレの良さは格好よくスタイリッシュ!
と思えば、ヘンテコアクションもあり。
ガチンコバトルであんだけ近距離で銃を打ち合って当たらないとか、あんま笑わせないで!

私好みである、国連に直属の工作員物ではあるが、ベトナム難民事件や、中国の国連大使暗殺が絡む等、妙に凝った展開で堅苦しく見せている。
その割には、説明も足りない不親切設計。最後の「解るだろ?」的なラストカットはちょっと乱暴じゃない?

本作のヒロイン。国連の通訳者を演じたマリエ・マチコは艶やかな黒髪に眼鏡美人。(眼鏡への執着が凄い)
案の定、彼女がまぁ言う事を聞かず勝手な振る舞いで引っ掻き回すので物語に緊張感を持たせてくれます。
因みに彼女の出演作を調べると、思いっきり『ブレイド』を意識した、『レッド・ブレイド』というB級作に主演していて、これまた笑えた。
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