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アナイアレイション -全滅領域-のBUSSANのレビュー・感想・評価

2.4
『ポリコレ動物園、開園!!』


本作は、SFをベースに、ポリコレと動物とバイブルを突っ込んで混ぜて出来たシェイクです。

しかしながら、色々混ぜてるので味(ストーリー)が濃いのかと思いきや、そうでもないです。

まず危険な未知の領域に踏み込むのが5人の調査隊が全員女性で、主人公以外は戦闘に関してほぼ素人っていう壮大なポリコレボケにはツッコミを置き去りに呆れさせてくれましたし、ワクワクしていたクリーチャーとの触れ合いも、ワニ、鹿、熊の僅か3種類…

おいおい、これならハーベストの丘行ったほうがよっぽど触れ合えるやん!!!!

※ハーベストの丘は大阪府堺市にあるみどりのミュージアムで、あのカピバラさんと触れ合えます


まぁそんな調子なんで、その後から来る崩壊と再生とか、自滅衝動とか、言いたいことは解らんでもないけども、中身が割としっかりしてても、安物の箱に入れられてもなぁという感想でした。良かったのは森のクマさんと、テーマぐらいか…

主人公の自滅衝動の根源が〇〇ってのもチープ、いや、むしろ現代はポピュラーなのかも知れない、そこは日本も向こうも一緒やね。
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