エンタメ要素はありませんが、ゴッホの短い人生が彼の描く絵のタッチで淡々と綴られています。
彼の見た世界はこのように見えたのかな?と少しでも感じることができる作品です。
100人の画家が描いた絵から表現されたアニメーションは、制作者達の熱量を感じますし、昨今のAI絵画を否定する訳ではないのですが、やはり人が描くものは別物で、絵の一つ一つがゴッホの魂に繋がっているようにも感じました。
それは宮崎駿監督らが、AIやコンピューターに委ねない、または依存しすぎない答えの一つだと思います。
機械はあくまで道具で、人が自分の頭と心で考えて労力を使わないと、人と天と繋がらないというか、表現が難しいですがそう感じます。