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ゴッホ~最期の手紙~のゆっぴのレビュー・感想・評価

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)
4.5

【一言感想】

①美術とか絵画とかよくわからん〜って人でも楽しめる人間ドラマ
②まさかの全編動く絵画!!
③あれ?この風景どっかで見たことあるぞ…と思うような作品風景を織り交ぜているので、お得感倍増!


まずこの映画。絵画そのものが動くアニメーション。100人のアーティストが油画表現で人を動かしています。想像以上にすごいです。このアニメーションだけでも、観る価値アリ。

そして登場する風景の美しさ、豊かさ、優しさ。なぜか夜景のブルーの風景のときに、心から「美しい!」と思えて、「絵描きってこの“瞬間”の素晴らしさを残したいと思って描いてる、描きたいものを描いているんだなぁ」と当たり前なんだけどそんな風に思った。そしてゴッホが何を見て、何を感じたのか、旅をしたくなった。

生前8000点?もの絵をたった数年という限られた年数で描いているから天才だと思われるけれど、それだけではなくて、自分的には神様にゴッホという人は描くべきして生かされていたのかな?とも思う。
医師に向かって「したいことをしないなんて、偽りの人生」という強い言葉が、本当にしたいことをする為にはどんな理由も逃げに過ぎないのかもなと思った。

優しく感じ取ってもらいたいという願いは、現代で果たされている。
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