気軽な作品に触れたくて観てみました。バレンタイデーとニューイヤーズイブは観てましたが、なぜかこれは知りもしなかったです…レビュー数を見る限り認知度も低そうなので、そんなに配給と宣伝されていなかったかも?
これは正にゲイリー・マーシャル作品です(遺作となりました)。群像劇、ポップで見やすい、人間模様中心だけれども内容はない、でも最後まで楽しく見れて、キャストがやたら強めっていうジャンルです。とはいえ、今回は女性陣のキャストに力入れ過ぎて、男性陣にコストかけられなかったのかもって印象に見えてしまいますw
ジェニファー・アニストンがテッパン中のテッパン役をしていますが、元旦那の再婚相手ティナは、見た目とか嗜好とかそんな事より、相手の世界観や大事にしている空間を尊重しないboundary(境界線)の無さが正に「若さ」なんだよなあって、いま見ると思います。にしても母の日はジェニファーを優先してあげるべきですよ……毎日子育てしてるお母さんを労わってあげてほしい想い。(旦那が絶妙に腹立つ顔してて面白い)
ケイト・ハドソン一家は、アメリカのあるあるを一気に凝縮しちゃった感あり、てんこ盛り過ぎましたが、おじいちゃんおばあちゃんが最高でした。エンディングのNG集でのケイトのお母ちゃん感も最高でしたw
ジュリア・ロバーツストーリーは花を添えた感じで、奥さんを亡くした男性が中心のようでお母さんを亡くした娘達のお話です。
ひとつのジャンルの締めくくりですね。