このレビューはネタバレを含みます
この前に見た『犬の生活』とテーマが似ていると聞き、気になったので観てみました。
「自分たちが生活に使っている周りの物たちは様々な人たちの力によって作られている」
とも見られるし
「仕事以外の目的を果たせずに終わる生活」
とも見られるし
「生きる価値を見出せない生活」
とも見られるし
「物として扱われ、人間扱いされずに雇われる人たちの姿」
とも見られる……
最後にドアマットを踏んで扉に入っていった人は、完全に「物を使う側」の人間なのか、あの人もまた使われる側の人間なのか……