観た。
ロスコー・アーバックルという喜劇俳優・監督、初めて知った。
バスター・キートンの映画初出演作でもあるのか。以後、キートンは彼に師事する事になると。
パイ投げをハリウッドで最初に取り入れた人。肉屋内では破茶滅茶なシーンだけど、あの粉っぽいパイ投げが元祖だと思うと感慨深いものがある。
キートンはこの映画では端役だけど、リアクションや転び方など光るものがあるし、明らかに目立っている。腰から落ちる鮮やかな転び方はキートンだけ。
その後、冤罪で映画界を追われたロスコーを監督として起用したのが、この間観たキートンの探偵学入門か。なるほど。
(クレジット表記は見当たらないが)
ロスコーは46歳で亡くなっているのか。喜劇界の歴史も色々とあるんだ。
この映画は全体的にドタバタ劇だし、寄宿舎のやりとりも結局ファッティと彼女は最初から結びついているから、悲哀みたいなものは無い。
犬は頑張って演技してたな。
ロスコー・アーバックル、脚本・監督