ヒロ吉

城市特警のヒロ吉のレビュー・感想・評価

城市特警(1988年製作の映画)
4.0
JAIHOにて字幕鑑賞。

あらすじは脊髄神経からくる手の痺れにより引退を考えたウォン警部。
しかし、元パートナーで親友であったツェが潜入していた麻薬組織の手により無惨にも殺されてしまう。
恋人マギーとの結婚を延期してまで組織を追うウォン警部。
だが組織の魔の手は捜査するウォン警部の周囲にまで手が回り…というもの。

タッグではあるけどジョニー・トー初期作品。

麻薬組織に元パートナーを殺された警部が組織の追手達に恋人や仲間達を殺されながらも追い続けるシンプルなストーリー。

夢オチやったけど唐突な手の甲ドリル貫通
人質は撃って助ける
ツェの身体を燃やしてドラム缶へ車で突っ込みかけて殺す
撃った弾みで首チョンパ
車が往来する道路で銃撃戦、挙句轢かれて血塗れとなり死亡
エレベーターシャフトでの攻防戦ではワイヤーに巻き込まれて人体真っ二つ

基本的には組織を追って追われて…な話やけど、陰惨な暴力や人体破損描写、ハードな銃撃戦が要所で配置しており退屈しない。
焼死体も実に厭らしい感じ。

仲間を目の前で手榴弾トラップで手に掛けたりと凄い意地悪なやり方で殺すという悪趣味さが良い。
その時アパートの一室での大爆破は本物!
良い迫力!

最初こそはカッコ良いけど画作り、構図的にはジョニー・トーらしさは感じられなかったが、クライマックスの銃撃戦はバチバチに決まった画作りが多くて痺れる!
ヒロ吉

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