大学生になった変態仮面に再び悪が立ちはだかる。
ホントにどうしようもねえな…。知性のかけらも感じられない。
鈴木亮平の代表作「変態仮面」シリーズの2作目。予算が増えたようで映像パワーアップしているが、内容の稚拙さは変わらず。基本的にはどういうパンティを履いたら変態なのなとかどうでもいいことを作品内で追及するような気持ちの悪い映画です。
柳楽優弥の体当たりな演技は見事なんですが、やんなくても良かったんじゃないかというくらいのくだらなさ。あと福田雄一演出のムロツヨシは個人的にどうも苦手です。
安田顕、前作と何故か違うキャラクターで登場し、前作同様に主役を食う勢いでかなりの変態役です。イメージダウンが止まらない。
そこそこ豪華なキャストですが、出演者全員のキャリアに傷をつけていそうなほど下らない、低俗な映画。乾いた笑いしかおきません。感想もそれほど出てこない。
でもね、クセになるんですよ。映画自体はZ級なんですけど、一本のぶっとい筋は通っているので。見応えあります。
これが今年の50本目か…。失敗したなあ…。
2024年 50本目