DAEGユキヒロTR

HK/変態仮面 アブノーマル・クライシスのDAEGユキヒロTRのレビュー・感想・評価

4.5
原作も前作映画も未見。

素晴らしいとしか言いようがない。
この前の珍遊記もだけど、話題作とB級の間ぐらいの規模で、好きなことをとことんやっているというこれぐらいの映画が大好きなんだ。
少年漫画誌でバカ男子がパンティに執着する漫画というのが昔からあったと思う。大昔だけどダッシュ勝平だったかな?
その文化が脈々と受け継がれていると思うと感慨深い。
やはりパンツでなくパンティ、このティという語感がものすごく大事で、劇中の誰もがパンツとか下着と言わずパンティと言うところにすごく愛を感じる。
くだらないと言ってしまったらそれまでだけど、そのくだらない話を熱演するキャストの皆さんは本当に尊敬する。
続編がありそうな終わり方だったけど、大河の主役にまでなってしまった忙しい鈴木亮平が、歳とともに風貌が変わってしまう前に早く続編を作ってほしい。
数少ない漫画実写化の大成功例だと思うし、成功のキーは予算をかけることでもなくそっくりさん大会にすることでもなく、原作への愛をぶつけることだと改めて思う。
なにそれ?ていういい加減なところもあるけど、原作への愛が感じられれば全て受け入れられる。
原作読んでいないのになぜかそう感じる。

基本的にはけっこう仮面だとして、あとスパイダーマンなんですねこれ。いくら自分でもオープニングから気づく。
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