予告編観て「なんてB級パニック…(ワクワク)」と思って楽しみにしてたら、なんか意外な方向にワクワクさせられました。思ったより面白かった。
全世界の天気を制御できる気象衛星「ダッチボーイ」が誕生して2年後、アフガンの村が一瞬で氷漬けされ、衛星を管理する宇宙ステーションでは誤作動により乗組員が死亡。立て続けに起こる気象トラブルに、ダッチボーイの生みの親である一人の男が再び宇宙へと向かう。
宇宙でダッチボーイのトラブルを解明する兄と、地上でアメリカ国家のある機密情報に気づく弟の、並行して進むストーリー展開はなかなか引き込まれます。何が原因なのか？誰が黒幕なのか？さらに後半は地球崩壊災害「ジオストーム」に向けてのカウントダウンで、どこもかしこも大パニックでハラハラ。いろんな映画のええとこくっつけた感はあるけど、そんなとっちらからず迫力も見せ場もクスッとできる部分もあって。香港のシーンのネコがかわいい。タイの少年と犬もかわいい。
アメリカ大統領が重要なキーになってて、「1945年のアメリカに戻そう！」なんて皮肉なセリフもあって、ヒリヒリしました。本国の人はどう見るのかな。てか気象衛星の利権とか最初からNASAに任せときゃ良かったのに...笑
ディザスタームービーとしても、宇宙ものとしても、
映画館で観てよかったです。
主題歌エアロスミスだったら大爆笑だったんだけどなぁ。
