両親を亡くし、二人で生活しているジャンウと妹のウンジ。ある日「ひとの死ぬ瞬間」を霊視することができる女、シウンはウンジの死を予見してしまう。たったひとりの妹を何者かに殺されてしまったジャンウは犯人を追うためにシウンに力を借りる。
ホラーサスペンスだけど、よくできてる作品だなって思った。緊張感も途切れず、犯人がわかっても手が届かないもどかしさにやきもきしたり。自然と作品に入り込めている作りになっていたと思う。シウンの霊視も主張が強くなく、ただそれだけの能力で完結している点は個人的には良かった。あんまりシウンが強くてもバランスが取れなくなると思うし、ジャンウが主軸でなくなってしまうから。ジャンウの手で敵討ちができて良かったって心から思う。
スジはきっとシウンにお兄ちゃんを止めて欲しかったんだろうなぁ。だからずっと導くように、被害者の死期を見させていた。彼の死体に寄り添うように眠るのが切なかった。
推しのウンジ役、リュ・ヘヨンさん。冒頭しか出てこないけど、オッパが大好きで献身的な(これが犯人にとっては最大の理由になってしまったけれど)姿が愛おしかった。でも確かに媚びを売るようなシーンは強調されてるんだよなぁ(美容院のところとか)。でもサイドポニー死ぬほど可愛かった。。
