高校生のアリス(クレア・デインズ)とダーリーン(ケイト・ベッキンセール)は卒業旅行にタイを訪れるが、そこで知り合った青年に利用され麻薬の運び屋として逮捕される。刑務所から再審請求や脱獄を試みるが失敗し、ついにアリスはある決断をする。
少女版「ミッドナイト・エクスプレス」といったところだろうか。
それにしては獄中の過酷さがあまり感じられず、正直ユルかった。
同じタイの刑務所といえば「暁に祈れ」は強烈だったなー。あれには遥かに及ばない。
何より、まだまだ若かったクレア・デインズとケイト・ベッキンセールがあまりに美人過ぎて浮きまくりだ。途中、獄中なのに2人のイメージビデオを見ているみたいだった。
それでも、最後のアリスの決断とラストシーンは心に残るものがあった。フィリピン侮辱の失言が有名だけど、クレア・デインズの演技力はさすが。
そして、その国の言葉でコミュニケーションできるって大事!