第二次世界大戦の戦火の中で、息子を失った夫婦が、体制批判、反戦運動を命をかけて行った実話を元に作られた映画です。
この当時のドイツで、ヒトラーに反対するということは、死を意味してました。公然と行動…
救いのない話…結局、予防以外、事が起こってからではどうにもならないって話…
ヒトラーが何故ああいう暴挙に出たのか謎だったので、ヒトラー関連映画を立て続けに見てみたが、これは1民衆の話で、その点に関し…
全体主義国家の恐怖がじわじわと迫ってくる作品だった。
戦場ではない市街地にも、監視と死が日常にある恐怖。自由に思ったことを言えず、息をひそめて過ごす緊張と閉塞の日々。ゲシュタポと親衛隊の冷徹さ(特…
ヒトラーのもとでは暴力が正義よりも勝つ
だが人の心は暴力ではなくペンで動く
ハンペル夫妻の実話をもとにした話
実際に亡くなったのは妻の兄弟であり実話と映画の内容が異なる部分があるものの、これは実話…
1940年、ナチスがフランスを下した。
ベルリンに住むオットーとアンナの元に息子の戦死を伝える手紙を受け取る。
絶望に暮れる夫婦だったが、オットーはヒトラー政権を批判するカードを密かに街に置くのだっ…
ナチス・ヒトラー映画強化週間⑤
上部だけの事実で物語が進行していくので、そこから見える心情の深層に肉薄しているとは到底思えない。例えば息子が戦死する前の生活とか、手紙を書く中での葛藤などを見せてくれ…
このレビューはネタバレを含みます
【静かな抵抗】
国全体が大きく独裁政権に傾き、かつ戦況が好転していた時期に、日々抑圧されてきた不満が息子の戦死により静かに爆発した夫婦。ナチスの恩恵を被る親衛隊や特権階級は自らの手を汚さず、しわ寄…
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