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トゥームレイダーファースト・ミッションのRyuのレビュー・感想・評価

3.6
大企業 クロフト社の社長 リチャード・クロフトの死亡認定書を書こうとする娘のララ・クロフト。父の遺品からメッセージを受け取り、屋敷の地下にある父の秘密の研究室に赴く。そこには卑弥呼に関する資料がたくさんあり、父は卑弥呼の墓を見つけるために、日本のとある島に向かい、行方不明となっていた。ララは父が船をチャーターした香港に行き、ルー・レンという船乗りに出会う。リチャードは彼の父に船をだしてもらっており、ルー・レンの父もそれ以来、消息不明となっていた。2人は父親たちを探すために、卑弥呼の墓があるという島に向かう。

1996年から続くゲームシリーズである「トゥームレイダー」のリブート作品である、2013年に発売された同名ゲームを映画化した作品。
ファースト・ミッションの副題のとおり、ララ・クロフトの最初の冒険が描かれております。アンジェリーナ・ジョリー版の映画では最初からララはめちゃくちゃ凄腕って感じでしたが、今作のララはまだちゃんとした冒険家になる前です。アンジーは出来すぎなくらいめちゃくちゃカッコよかったですが、今作のララ・クロフトは初々しかったです。アリシア・ヴィキャンデルもなかなか体張っています。こっちのララはめっちゃカワイイですね。
前2作は、ひたすらカッコいいアンジーがカッコいいアクションを披露する、まさにアンジーのPVのような作品で、アドベンチャー要素が若干物足りなかったかなと思いましたが、今作はアドベンチャー要素もちゃんとあったような印象です。
そして、前作から15年も経っているということで、映像力もかなりパワーアップしています。CGの進歩がスゲェなぁと実感しました。ジャングルや滝、荒ぶる海などの壮大な自然は見事でした。
あと、チョイ役で出てた髭ボーボーのニック・フロストがツボです(笑)。
ストーリーはまぁ、ゲームだなぁって感じはしますが、アリシア・ヴィキャンデルの好演や技術の進歩が感じれる映像もあって、見応えはまぁまぁある作品でした。
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