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リトル・マーメイドのmmkのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

そりゃあ観ますとも。贔屓がディズニー声優デビューですからね!!!しかもプリンス!!!!!!祝!!!!
初動に還元するために公開初日に観ましたよIMAX吹替!!!!!

公開前の様々なネガティブイメージに押しつぶされて観るのが怖かったのですが、実際観たら払拭できて、ちょっとホッとしてる、というのが正直な気持ちです。
  
    
吹替、えりか嬢、、、あなたこそアリエルですありがとうありがとうの気持ち。POY、最高でした。

そして我らが贔屓の海宝さん、どうもありがとうございました。ここに書ける量じゃないので略ですが、そもそも実写版のエリックの登場シーン思いの外多くて台詞としてもたくさん聴けてどうぞ実写版もお願いしますの気持ち。リプライズは欲しかった、メンケン神もきっと作っていたけど尺の関係で諦めたんでしょう??だってどこか完全に「ここエリックリプライズの時間です!!」なシーンあったよね??!あったよね??!!!!でもいいんです。何より念願のディズニー声優ですから。何でもいいです。いや若干、Her voice歌ってくれるんじゃないかと期待しましたけど、いいんです。リトマ繋がりでコンサートとかで歌われること期待しておきます。 

木村昴さん上手すぎて正直ひきました。声優さんすげえや!となりました。カニちゃんからは表情が読み取れないところ声の緩急もわかりやすく歌声もよく文句なしのセバスチャンでした。
   
  
そして以下は映画そのものに関しての感想。↓

・三半規管ゴミなので冒頭の水中シーン酔いました。
・水中の髪の毛の再現度すごすぎる。グラフィックがすごい。
・カニと魚が超リアルだったのですが、Kiss the girlでそのリアルな仲間たちがオールに乗っかって登場したり消えたりが面白すぎて涙が止まらなくてメイクが落ちました。
・ヴァネッサ美人すぎて何事でしょうか?
・ウツボたち喋らないの?!なんで?!いいけど?!
・シェフルイわりと楽しみにしてたけどなかったね!実写にしちゃったらグロいだろうし、カニと魚でギャグ要素すでに満載だからいっか!
・あとお姉様たちの歌もなかったね!ちょっと残念。
・カニちゃん音楽家じゃないのはなぜ?アンダーザシーもやってたじゃん?メイド長(?)っぽいことしてた?
・カニと魚に表情求めるのはまあ無理よね。
・契約書省いたのなんで??
・楽曲はメンケン神当たり前に美しいありがとう。
   
   
さらに以下、実写版に対する感想メモ↓

まずそもそもですけど、個人的にディズニー版リトルマーメイドという題材自体、構成やストーリーがご都合主義だなと思ってるところがあり、アニメ版もミュージカル版も結局何回も観てはいるけど、ディズニー作品の中では好きでも嫌いでもない、ただアランメンケン神は本当に神だと思うので楽曲としては大好き。

そのうえで、これは完全に個人の感想で申し訳ないのだけど、本当にハリーベイリーちゃんがベストなアリエル声か?となりました。肌の色とか正直どうでもいいし、観客がとやかく言えることでもないと思ってるし。
ただ、やっぱりこの作品はアリエルの美声にあり!
ティーザー出た段階でアリエルの声でトキメキたかった!でもできなかった。。
アニメ版、ミュ版共通して、高音でも強さがあまり前に出ない、芯はそこまで太くなく透き通っている「少女」感のある声質こそがアリエル!だと我々思ってきたと思うんです。
BW版だとシエラとか有名だけどまさに彼女みたいな声こそがアリエル声の代表だと思うのです。というかアリエル声の先駆者たちをミュオタとしてたくさん聴きすぎてきた節もあると思う。
もちろんハリーベイリーも歌上手いと思う、でも、どちらかというと高音の音圧が強いタイプだよね。うん。
勝手に私が思い描いていたアリエルじゃなかったってだけなのかもしれない、これは偏ったミュオタの完全なる偏見かもしれないことを補足しておきます。

あとはアリエルの髪型、ドレッドヘアなのは何故だ。色合いもあれは赤髪なのだろうか。
美声に加えて、あのボリューミーなキレイな赤髪こそがアリエルのトレードマークだと思ってたけどそこまで崩してきたか。
ドレッドヘアじゃフォークで髪梳かせないじゃん。実際パスタ巻くみたいになっちゃってたし、さすがにあれは率直に言うとガッカリした。
ドレッドヘアにした意図はきっとあるだろうし探せば出てくるんだろうし、きっと製作陣が何年もかけた最善があれなんだろうから、そうなんだろうけど、でもそうだとしたら私は合わねえや!ハハハ
  
  
さて、ここまで来まして吹替に立ち戻り訳詞問題です。ミュオタ早口で喋ります。

エリック新曲の後半の超いいところ、
英語歌詞は「Change me」メロディとしてはだいたい3音がのっかる感じ。
対して訳詞「この想い」5音、このメロディにのせちゃう??高音の聴かせる部分なのに5音詰め込んじゃいます?「おも〜〜い〜」でしっとり伸ばして3音で聴かせた方が、実写俳優との口も合うし聴きやすいし歌いやすいと素人は思うのですが如何でしょうか?

ミュオタとして輸入物の作品もたくさん観てきたし訳詞家さんたちの想いなどもよく読んだり聞いたりする手前、「この」というなくても通じるワードは削ぎ落として楽曲としての美しさを優先させるのが訳詞の醍醐味ではなかろうかと思わずにはいられなかったのです。直訳ではないですから。
他にも「必ず」とメロディとして歌いづらいワードなども他になかっただろうか?ここにブレスは必要だったのか?など。
曲としてダイナミックさもあり聴かせどころもありの良曲で神の新曲なので英語歌詞でしばらくは補完します。

…完全にとあるミュオタの意見なので悪しからずです。ミュージカルにそこまで馴染みのない連れに聴いてもらったところ違和感はそんなにないそうです。ミュオタの凝り固まった頭なのです。本当にごめんなさい。
あとディズニーの訳詞なんてもうそれはそれは制約だらけだと思うのでね。



さて長くは書いたものの、贔屓がディズニー声優となった大事な作品には変わりないので、これからも愛でていきます。
おわり!
mmk

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