カート君

リトル・マーメイドのカート君のレビュー・感想・評価

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)
5.0
今回レビューは多分とても長めとなります!

前述した様にアニメ版2度みて
今回の実写版への流れとなりました

リトルマーメイド自体自身の映画体験の
祖となる映画となる為自分自身とても
思い入れのある作品となります

勿論小さい頃ジャッキーチェンやミスターブー 東映マンガ祭りや銀河鉄道999など
それなりにキッズ映画は観てきたものの

いい大人になり 若年で親となり
落ち着いて映画を観るなんて事がなかった
僕自身23歳の頃 1991年6月頃
たまたま池袋西武での親子試写会が当たり
まだまだ幼い長男と二人で観た
リトルマーメイドで感動し そこから映画自体がとても好きになりこの歳まで数々の映画を観る事になるキッカケと言っても過言ではない作品なので思い入れも勿論あります
その実写版となります
他の人のレビューやこの時代なのでYouTubeなどでもレビューも僕が見聞きしたところではあまり良い反応はなくて 数日前に観返した元ネタのリトルマーメイドにも少し違和感も持っていたので正直期待はしていませんでした 皆さんが言っているハリーベリーの歌の素晴らしさに映画代を払う感じでいいかなーと 妻が楽しみにしてるので付き合う感じでいいのかなーな感じで観る事にしました

鑑賞後の感想は只々素晴らしい!

僕はそう感じました

アニメ版ではアリエルの人間の世界への憧れの強さ そこに対する思い込みやそこから来るとても我儘な感じ 王子に対する気持ち自体も弱く感じていて 王子の存在自体弱めですごく違和感がありました アニメ版から魔女自体もあまり悪さを感じておらず どうなる事かと レビューで色々叩かれているので実写への期待は無かったので逆に沢山の場面でアニメを見返して違和感を持った所がリアルにというか現実的に辻褄が合う形に補正されていて見ていてとても合点がいくカタチになっていて心地良さを僕は感じました
勿論この時代の映画なので多様性を重視してした流れがあるのでさまざまな人種が出てきたりするのやラスト皆で祝福する流れも僕的には寛容的な気持ちで観る事ができました

3人組?の活躍も多かった様に感じてます
スカットルの登場場面も増え
フランダーはキャラもリアル過ぎたりもしたけど3人組のバランスという点ではとても良いバランスでアリエルを支えていました

王子との恋愛に関しても唐突さがあまりなくっていて魔女の追加呪文のせいもあってか
アリエルの焦りもなく見ていて気持ち良く観る事が出来ました 王子の活躍やアリエルとの連携 人としても魅力もアニメよりもわかり易く良かった感じがしました 

トリトン王の子供達への気持ちもよりわかり易く伝わる感じになっていました

アリエルに関して色々と言われていましたが
物語の全体のバランスを考えると自分的には丁度良い味付けであったと感じています
ラストのアースラとの闘いも アニメ版では王子がトドメをの流れも
今の時代を象徴してか王子のアシストからのアリエルと ここも時代や流れを感じ
自分的には良い改変の一つと捉えました

トリトン王の味方だと言う言葉には
親の子に対する全てが感じられ
涙が止まりませんでした

人によって見方も感じ方も様々でしょうが
僕にはとても楽しめた素敵な映画となりました!
カート君

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