ぷーどーる

リトル・マーメイドのぷーどーるのレビュー・感想・評価

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)
4.8
大好きなリトルマーメイドの実写版、ついに公開。

ディズニー実写版を観るにあたり、毎度の事ながら
込み上げる期待と厳しめの目で意気込んでしまうのは、ディズニー映画ファンの性であろう。

今回、アリエル役に黒人の子が決まり、当初の率直な感想は、
「え??まったく、ポリコレ意識が過ぎるだろ。いちいちそういう事しないでシンプルにやってよう。」
だった。

それも仕方がないだろう。
リトルマーメイドはあまりに偉大な名作で、小さい頃から何度も観てきて、“あの”アリエルが頭の中で確立しているんだもん。

そんな思いを心に掠めながら、いざ鑑賞。

結論から言って、最高だった。

以下、ラストで号泣するまでの経過。


序盤、あまりにリアルすぎるフランダーとセバスチャンに度肝を抜かれる。

あんなに可愛いぷくぷくフランダーが、、
めっちゃ魚。。。

セバスチャン、蟹だったん、、?🦀
ザリガニちゃうん、、?🦞
今までよく知らなくてごめんよ、、、


名曲「part of your world」で一気に実写版の虜に。

under the sea、kiss the girlなど、
数々の名曲と名シーンが忠実であり、むしろ更に素晴らしく再現されていた。

アニメ版にはないシーンや歌も、アレンジが効いててほんと最高。

実写版アリエルのHalle Baileyは歌がまじで上手くて、演技も良かった。
好奇心旺盛で違う世界を夢見るキャラクターを魅力いっぱいにそのままに表現していて、
それはまさに、アニメ版アリエルそのものだった。
外見は関係ない。大切なのは内面なのだと改めて感じさせられた。

アニメ版にはいないエリックのお母さんがこれまた黒人の女優さんなんだけど、このお母さんが実写版ストーリーのメッセージを見事にまとめてくれているんだと思う。

その証拠に、はじめは色んな人種の見た目のアリエル姉妹やエリック家族に困惑もしたけど、ラストでは見事に納得がいった。

そんなこんなで最高だった実写版。

唯一残念に感じたのは、
セバスチャンとシャフとの決闘シーンがなかった事。

笑うところじゃない所で笑ってしまったのは、
アリエルが振り返ったら、すぐそこにトリトンいた事。www

あ、あとアースラの再現度の高さね。
人間になった時の姿も含めて、再現度No. 1。



総じて、最高でした٩(^‿^)۶
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