ヴィランのアースラが原作そっくり！演技も相まってこのキャラは非常に実写化のクオリティが高かった。
原作を通しで観た記憶がないからか、黒人のアリエルは割とすぐ納得できた。
でも、フランダーとセバスチャンはリアル過ぎたかな……。セバスチャンに至ってはザリガニだと思ってたから、見た目がカニすぎて衝撃。中盤くらいで見慣れてきたけど、フランダーはちょっと……（笑）スカットルくらいが丁度良い。
ただ、『アンダー・ザ・シー』のシーンにおいてはそのリアル志向が凄くプラスに働いていたように思う。海の生物たちが自らの体で本当に音楽を奏でているかのような感覚が味わえ、観ているこちらも自然と体がリズムを刻んでしまう。それぐらい映像が楽しかったし、なにより音楽が良いのよ。カラオケで歌いたくなった。
ビジュアル含めて面白すぎたので、本作のMVPはアースラ！最後のインパクトもなかなかに良かった〜。
ストーリーもロマンチックで、喋れないアリエルとエリックが自然と惹かれあっていくシーンが特に良き。執事とエリック王子の関係や、アリエルにキスさせようとする3人衆の頑張りなど、微笑ましい、つい笑ってしまうようなシーンも沢山あった。ラストのハッピーエンドに心が浄化されました。
