指紋鑑定は当然として、煙草吸口の唾液を解析して血液型を特定、枕カバーに付着した脂と毛髪から年齢は勿論、使用しているポマードまで推測、箪笥に付着した繊維も分析…とやたら過剰に丁寧な捜査手順描写のフェテ…
>>続きを読むジュールズ・ダッシンの『裸の町』より上手い。構想段階では犯罪者は高いところに登って落下するはずだったそうで、これだとモロに『裸の町』のエンディング。これをドブ川の追跡劇に変更したのは慧眼である。じっ…
>>続きを読む2016/7/27
前半は当時の鑑識技術を紹介するドキュメンタリータッチのような作り、後半は手に汗握る刑事たちによる犯人追跡劇。途中で監督が変わったせいか、前半と後半でガラリと作風が変わるけれど、意…
「黒い画集」などの鈴木英夫監督によるサスペンス映画。キャストは丹波哲郎、土屋嘉男、小林昭二などなど
東京は今日も善人と悪人と様々な人々で跳梁跋扈している。ある日、深夜の新宿で一人の男が殺された。そ…
実録風に始まり(鑑識の先端技術をひけらかす)、当時の渋谷区桜ヶ丘や横浜こんな殺風景だったのかと驚き、丹波哲郎のホテルでの神経質ぶりに嬉しくなる。下水の攻防あたりが白眉っぽいが、とにかく丹波哲郎の前髪…
>>続きを読む『彼奴を逃がすな』もう一度観たくて新文芸坐へ。併映のこちらは初見。
ストーリーがぼんやりでモタモタしてるので何度も寝落ちてしまった…ボスキャラ的な木村の心境と、そもそもの彼の行ってきた悪事が不明瞭…