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ブラック・スワンのkureaのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・スワン(2010年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

白と黒のような
いろんな対比があった。
美しさや儚さの中にある狂気、
希望の中に没落も存在しているような
そんな印象。
華やかで輝かしい世界には
何らかの闇があるものなのかな
とか思っちゃうよね。
奪い合う何か対象になるものがあると
それぞれのプライドもぶつかり合うし
そんなところも見ててギュッとなるような
学生時代、1位の座を目標とした
競技を経験したことのある人なんかは
部分的に通ずるものが
あるようなないようなものを
感じる人も中にはいたりするのかな。
現実の中に幻覚や妄想もあるから
素直に見てると
ところどころ現実と幻覚、
どっちなのか
分からなくなりかけたり
するところも多かった。
可愛らしい雰囲気や世界観なんだけど
そんな世界観とは裏腹に
闇が深くて暗くて
少しドロっとしているような部分の
存在するストーリー性のある
美しい絵画のようでした。
ナタリーポートマンがとにかくすごい。
見たかったような見たくなかったような
ナタリーポートマンが満載。
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