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ブラック・スワンのDNArhapsodyのレビュー・感想・評価

ブラック・スワン(2010年製作の映画)
4.0
バレエの『白鳥の湖』は、一人のバレリーナが純粋で無垢な白鳥であるオディット姫と、官能的で邪悪なオディール姫の両方を演じ分ける。

恐らくトップクラスのバレエ団に所属し、プリマに抜擢された主人公ニナ。重くのしかかるプレッシャーから、内面が分裂し精神が崩壊していく。白鳥としての自分と、黒鳥としてのリリー、過干渉な母親。自分の分身との対立。

その様子巧妙に描いていて、非常に面白い。鏡の使い方がお見事。
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