このレビューはネタバレを含みます
ずっと観たかった作品
現実と妄想が混じりあってニナの追いつめられていく様子が苦しかった
最後は圧巻。。音楽と照明と、今までの臆病な彼女と同じ人物だとは思えない全てを解き放った様な美しい黒鳥オディールの踊りに、観客の歓声。。。
鏡の破片が刺さってるって抜いた後も相当痛いはず。けれどそんなことは厭わない程に役に入り込み、彼女を抑え込んでいた弱い"自分自身"から解放され、完璧な芸術と引き換えに「白鳥の湖」の結末同様死んでしまったのかな、、
とても幻想的で引き込まれる美しい映画でした