えー?!!この映画8〜9年前の映画なの?
そのことにビックリ(°_°)!!
まだ4〜5年前の映画かと思いきや。そんなに経っていたのね…。
うーん…。
私は、面白く無いなー。とか気分じゃ無いなー。って思った映画は途中で観るのをやめてしまうから、
この映画を最後まで観ることが出来たから、それだけで評価が上がるのですけれどもね…。
結構、引き込まれましたよ?☆
ナタリーポートマン演じるバレリーナのニナが「白鳥の湖」の"プリマ"に選ばれたことで、様々なストレスにより、幻覚が見えちゃうお話なのだけれど…
もっともっとバレリーナ同士のライバル心剥き出しな"イジメ"や"嫌がらせ"みたいなのがあっても良かったと思うんですよ。?
少しはありましたけれどもね…。
足りないなー。
ニナの心が壊れちゃうほどのイジメの世界が見たかったなー。
女の世界って本当怖い!!みたいな?
ニナのママは未だに娘のことを「スィーティー」って呼ぶぐらい、娘を愛していて過保護なのだけれど、この母娘関係にも問題があったってこと?
そんなに深刻なほどでは無かったように思えたのだけれども…。
あと、ヴァンサンカッセル演じる演出家トマとニナの関係が
昔の…昭和の少女漫画っぽかったなー。
もう"いかにも"感が…。
とにかく、ニナの頭がおかしくなってゆく過程が余りにも希薄に感じてしまいました。
いつもしゃがれ声のミラクニス(笑)演じるリリー。
サバサバ系。
リリーは別にニナに対して敵対意識は持って無かったんだけど…
リリーに飲まされたドラッグで…
えっと…
ナタリーポートマンとミラクニスの濃厚なセックスシーンがあるのですが…。
これも幻覚なのか、本当のことなのか。
(LGBT差別はしない!と決めてる私ですが、女同士はまだ少し苦手です(^_^;)…)
とにかく、この映画は"痛い"シーンがたくさんなんですが、
ニナの指の爪の下の皮を剥がすシーンでぎゃー!!ってなり…
ママの手がドアに挟まれちゃうシーンでも痛い痛い痛い(>_<)!!
これはニナの幻覚じゃなくて本当の出来事。
ウィノナライダーが爪ヤスリで自分の顔をブスブス刺すシーンも痛怖かった。
こっちはニナの幻想。
まあ、でも、ナタリーポートマンの美しさや、
ラストの「白鳥の湖」の本番の舞台は圧巻でした。
とくにブラックスワンを踊るシーン。
メイク怖いけど、ナタリーポートマンだからこそ美しいという…。
物足りなさを感じましたが、
現実か幻覚かの"狭間"の区別がつきづらい撮り方や、カメラワーク、が魅力的でもありました。
ナタリーポートマンを愛でる映画でしょうかね…。
ため息出るぐらい美しい。
って、ヴァンサンカッセルって、こんなにお魚顔でしたっけー??(^_^;)?
まあ、でも素敵ですよね☆