錯乱追体験映画じゃん！恐ろしい。
予告からはサスペンスのような内容かと思ってたけど、そこにストーリーがあるようで無いような、主人公の壊れていく様を一緒に体験するような「錯乱追体験映画」だなと。
なんで怖いのかというと、不安・恐怖・重圧に潰されそうになったときにへんな夢を見たり怖い結末が頭に勝手に浮かんじゃったりする状態、心と頭がバラバラになりそうな状態、眠りから覚めたらあれは夢だったか現実だったかって一瞬分からなくなるような状態、そういう錯乱状態をまさに映像化してる感じだからなんだと思う。
ちょいちょいあるホラーのような描写が怖いというよりもそういうところが怖いんだ。
相当の重圧や恐怖に耐える強靭なメンタルを持ち合わせている人というのはそう多くいるわけじゃないので、ほとんどの方がこのニナを見ながら一緒にゾッとしてしまうんじゃないかなぁ。
あ、あと、ナタリーポートマンのいろんなお顔が観れる。
バレエのレッスン姿は美しいし、エロシーンはなかなか官能的だし。
ちなみに登場人物で一番怖かったのは、べス（だったかな？ウィノナライダーが演じてる）。怖すぎでしょあの人。
