婚約者の友人に投稿された感想・評価（★3.1 - 4.0）

さらさらとしていて粘性がなく、でもそれでいてしっとりしてる。気持ちがいいような不快なような、粉砂糖が降ってくるみたいに軽くてひんやりした重さを残してエンドロールが始まるので、胸がじゅわっとします。
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• #フランソワ・オゾン
• #ピエール・ニネ
• #パウラ・ベーア
• #第一次世界大戦
• #戦争
• #欧州戦争
• #ドイツフランス映画
• #90分以上
• #100分以上
• #120分以下

第1次世界大戦直後のドイツ。婚約者のフランツが戦死して彼の両親と共に悲しみに暮れるアンナ。彼の墓の前で号泣する男性と出会い、フランツの友人だったというアドリアンと交流を深める。しかし彼はある秘密を抱…

主人公の女性・アンナに襲いかかった戦争よってもたらされた婚約者・フランツの死という悲劇。そこから引き起こされた婚約者の友人と名乗る元敵国の男・アドリアンの嘘。やがて嘘が真実へと変わり、アンナの心は翻…

20240502-0504 U-NEXT

1919年
クヴェードリンブルク
ドイツ

アンナの婚約者、
フランツの友人だと言う男（アドリアン）は
本当はフランツを殺した男

両親や婚約者に許しても…

最初は短い恋人同士だったのかと思いきやの展開。
国の話と当時の情景もあるけど、嘘は重ねすぎると辛くなるよね。優しい嘘もあるけど人を愛するのって怖い時もある。人生変わることもある。

最後の両親への手…

｢我々は敵の息子たちを殺してビールで祝杯をあげる。敵は我々の息子たちを殺してワインを飲む。｣という言葉がとても秀逸。
巧妙なプロットはさすがオゾンだし、要所で色付いていく画面が美しい。
ラスト、この…

婚約者の友人、、ではなかった。
アンナ、アドリアン、ファニーそして家族たち、みんなが哀しい。
戦争は勝っても負けても哀しさしか残さない。

アンナとアドリアン、ほんの少しの「心のぶれ」はいつの時代に…