Tai

オール・アイズ・オン・ミーのTaiのレビュー・感想・評価

3.6
その伝説は望まれたものだったのかーー

90年代に活躍したラッパー・2Pacの人生を映画化。
私の少し上の先輩方には当時熱狂にファンだったという人もいるような、国境を超えて人の心を動かしていたという超ブレイクさんですね。
その頃、小学生だった私にはラッパーという存在自体を認識していなかったですけどね!笑

『ヘイト・ユー・ギブ』でも登場した2Pacの楽曲。
それは社会に虐げられた黒人たちの叫びを赤裸々に表現したものでした。
もちろん彼の人生も波乱万丈で、スターへの階段を駆け上がる道も真っ当なものではありませんでした。
あれを自ら選んだ道と取るかどうかで、彼の見方が随分と変わってしまいそうですね。

ただ、その生い立ちがあったからこそ作られた歌。
黒人社会の歌でありながら、日本人の心にも響いたのは、恵まれない環境にあっても格好良く生きる男の姿があったからなのでしょうか。


最近、こういった映画を観ると、洋楽ラップを字幕無しでも理解できるようになりたいなーと思ってしまいます。こんなに映画観てるのに、まだまだ全然聞き取れない( ゚д゚)
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